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VisualuRuby

使用したソフトウェアとバージョン

総評

Rubyとの相性も良く、完成度も高い。Windowsでしか動作しないが、おすすめのライブラリである。

長所

Rubyとの相性がよい。

イベントを コントロール名_イベント名 のメソッド名で扱える。 btn1をクリックしたときは、btn1_clickedメソッドが呼ばれる。

プロパティも @btn1.caption="PUSHED" のように、Rubyの変数として一般的な方法で扱える。

Rubyのライブラリとして違和感なく使用できるのは、非常にありがたい。

GUIビルダーがある

GUIの作成は、GUIアプリケーションの作成でもっとも面倒な作業である。 FormDesignerのおかげで、GUIが楽に作成できる。

Exerbで実行形式を作成できる

Exerbを使い、単体で動作する実行形式(*.exe)ファイルを作成できる。 Rubyのインストールが必要なく、配布が容易になる。

完成度が高い

今回使用してみて、不都合なところがなかった。安心して使用できるライブラリである。

短所

Win32APIの定数が移植されていない

コモンダイアログの定数(flagのOFN_OVERWRITEPROMPT)のような値が用意されていない。SDKの資料が必要。

FormDesigenerの作者様の日記より
たしかにvrubyレベルではそうなのだが、ForDesignerはこれに対応している。FormDesignerの製作意図は、vrubyのような汎用ライブラリのプリミティブなレベルでは対応しきれない部分のラッピングが大きな目的でもある。コントロールのスタイルや、モジュールなどについて、ユーザーがなるべくわかりやすい形でこれらの設定ができる機能も提供しているつもり。決してコントロールのビジュアルな配置だけを受け持つものではないのだ。

ということで、FormDesigenerを使えば幸せになれます。

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