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WideStudio

WideStudioとRubyで簡単なメモ帳を作ってみた感想。

使用したソフトウェアとバージョン

総評

WideStudioは、非常に強力な統合開発環境である。

クラスライブラリがRubyらしくないところが、残念だった。

長所

GUIの作成が簡単

ビジュアルウィンドウエディタで、ビジュアルにフォームのデザインができる。

イベントとコードの接続が簡単

アプリケーションビルダーで、イベントとコードの接続が簡単にできる。

イベントの仕組みは、wxWidgetsに近いかもしれないが、統合開発環境のおかげで効率よく開発できる。

豊富なクラスライブラリ

WideStudioが提供する豊富なクラスライブラリが使用できる。

Exerbによる実行プログラムの作成が可能

ただし、多くのDLLが必要になるため、総ファイルサイズはかなり大きい。

Exerbのレシピファイルの書き方次第では、不必要なDLLを除外し、配布サイズを抑えることができるかもしれない。要調査。

Visual Basicのように、別途ランタイムライブラリだけを配布する方法もありかも。

短所

クラスライブラリがRubyらしくない

プロパティへのアクセスが、

value = object.getProperty("userValue")

とか。

プロトタイプをRubyで作り正式版をC++で作るような場合、移植が比較的簡単にできるかもしれない。

サンプル

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