WideStudioとRubyで簡単なメモ帳を作ってみた感想。
WideStudioは、非常に強力な統合開発環境である。
クラスライブラリがRubyらしくないところが、残念だった。
ビジュアルウィンドウエディタで、ビジュアルにフォームのデザインができる。
アプリケーションビルダーで、イベントとコードの接続が簡単にできる。
イベントの仕組みは、wxWidgetsに近いかもしれないが、統合開発環境のおかげで効率よく開発できる。
WideStudioが提供する豊富なクラスライブラリが使用できる。
ただし、多くのDLLが必要になるため、総ファイルサイズはかなり大きい。
Exerbのレシピファイルの書き方次第では、不必要なDLLを除外し、配布サイズを抑えることができるかもしれない。要調査。
Visual Basicのように、別途ランタイムライブラリだけを配布する方法もありかも。
プロパティへのアクセスが、
value = object.getProperty("userValue")
とか。
プロトタイプをRubyで作り正式版をC++で作るような場合、移植が比較的簡単にできるかもしれない。